1、社会的信用性
社会的信用は、一般的に個人事業主よりも会社の方が高いです。
依頼主は、「この人と取引を開始しても、大丈夫だろうか?」という考えが一番最初
に思うことです。
会社に関しては、法務局で商業登記簿謄本(登記事項証明書)を誰でも取得すること
ができ、会社の目的、資本金、役員構成などを調べることができます。
個人事業主の場合は、その個人事業主から情報を出してもらえなければ、何も分から
ないのです。
個人事業の場合は、個人との取引となりますので、取引先は、個人事業主に何かあっ
た場合、取引ができなくなるという不安を持ちます。
取引は、信用があるかないかが一番となります。
その信用の第一印象では、個人事業よりも会社の方が良いことは確かです。
2、事業承継
個人事業は、個人事業主個人の信用で成り立っています。
個人事業主が引退もしくは何かあった場合、建設業許可を子供に引き継ぐことは出来
ません。
その子供が新たに個人事業もしくは会社設立をし、建設業許可も新たに許可申請をし
なければなりません。
会社の場合は、代表者が変わるだけになりますので、変更届は必要になりますが、事
業の承継ができます。
3、経費の計上
会社ですと、会社で経費計上をし、損金として処理できます。
個人事業ですと、事業と個人の使用割合で、経費計上をしなければいけないことにな
り、全額経費の計上が難しい場合があります。
他にもメリットはございますが、事業をやる上では、会社の方がよりメリットがあると思います。
弊社は会社設立もお手伝いしておりますので、気軽にご相談ください。